そのスタッフ達の間で、始まったのが、AKBの話であります。メンバーの名前は知らなくても、AKBの人気は知っている方々が大多数。そのテーブルの一人はいわば「芸能界有識者」。その男性クリスチャンは、なんでも、この方、地方民放局でADの経験があるのだとか。
その方が「AKBは秋元の操り人形」という趣旨の評価。それには全員が賛成の様子。
ある女性、スタッフは「AKBは男性以上に女性の支持を得ている」とのご見解。
純情一途の青年クリスチャン男性からは、「自分は10秒以上静止できない」との発言。
その発言を受けて、私が「AKBは女子にはかわいくても、男性の目からは十分エロいんだよ」と女性クリスチャンに向けて主張。
「ええーっそうなの?」と青年女性クリスチャンが驚き。
そこで、発言したのが芸能界有識者男性クリスチャン。その方が、「秋元はそのグレーゾーンを意図的に狙っている。」とのご指摘。
「おお、やはりそうだったのか!」と心で相槌を打ったのでありました。これまでAKBを、いや秋元氏を批判し続けてきた本ブログ記事が、はずれてはいなかったと、お墨付きをいただいた気分。
従来の記事はこちら。
「AKBの正体見たり!プラトニック風俗」
http://blog.chiisana.org/?eid=1407873
見せるな、危険?「過激な等身大」の標準化・・・
http://blog.chiisana.org/?eid=1407692
「有害情報から子どもを守るアメリカ社会」
http://blog.chiisana.org/?eid=1408238
というわけで、思いついたタイトルが、「秋元のサジ加減〜女にかわいく、男にエロく」であります。女性に「エロい」「不潔」「ふしだら」と感じさせたら、まずいわけです。家庭のあり方を決定し、子どもへの具体的指導をしているのは、ほとんどの場合、母親なのが現実。母親が、娘に「あんな格好するんじゃないわよ」「あんなしぐさ真似しちゃいけません」と指導し、息子に「あんないやらしいのお母さんは嫌い」と言われていますと、AKBの人気も音源や関連商品売り上げにも陰りが。
逆にエロさのないかわいいだけのアイドルなら、男性にも女性も魅力半減、あんなには売れません。「エロをオブラートに包んで商品化」しているというより「女性向け可愛い系商品と男性向けエロ商品の一石二鳥で一攫千金」が、AKBでありましょう。
「たかがAKBごとに目くじら立て過ぎ」とのご意見もあるでしょうが、「たかがAKB、されどAKB」だと思います。それは「自分はかわいくなろうとする女性とそれを性的対象として好ましく見る男性」という異性間のズレをこれまで以上に広げるのでは?あるいは、「男性を通じて自己価値確認をする女性と女性の人格より容姿や性的魅力を評価する男性」という刷り込みや洗脳機能があるのかも。
それは結果として、残念な恋愛や不幸な結婚を、さらには不安な未来社会を招くのでは?と危惧をしております。AKBという社会現象は次の世代と社会に、侮れない程の影響を与えかねないように思います。従来の形を変えていつの時代にもある女性アイドル、大して実害のないアイドルとは、似ているようで大きく異なるのでは?大衆社会の価値観に大きな影響を与える「実害大」のアイドルユニットと評価するのは行き過ぎなのでしょうか?