命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
極意!結婚後、脱皮してこそ、ツチノコ男
ugougoさんが、かつて、私の「ツチノコ男生息秘境潜入記」に対して、さらに深い潜入記録をコメントで記して下さいましたので、記事として以下に紹介します。

【ナレーション】
「わが教会にはツチノコ男が何人もいます!」ある牧師からの番組への投書を手に水谷浩隊長一向は、さっそく、某教会を礼拝前に直撃した。

「ツチノコ男」という言葉が理解できない読者の諸君のために説明しよう。
「ツチノコ男」とは、本ブログから生まれた新語である。「ありがとう」と「ごめんなさい」が素直に言えて、マザコンや礼拝遅刻常習者でなく、金銭への執着心が弱い、きちんと意思表示ができるなど、結婚相手にふさわしい男性のことを指す。某読者からのコメントで「そのような男性は自分の周囲には皆無で、ツチノコのように、目撃者情報はあっても、誰も捕獲していないのでは?」との発言から、「ツチノコ男」と呼ばれるに至ったのである。

 今回の水谷隊長のミッションは「ツチノコ男」の生態を暴き、教会の独身率をさげ、日本の少子化問題を解決し、クリスチャンホーム率を上げ、「生めよ増えよ地に満ちよ」という主の命令の実行を助けることである!!

 水谷隊長は、決死の覚悟でツチノコ男が生息するという教会へ乗り込んだ!!そこは、ツチノコ男が生息するとは思えない、穏やかで平和で静かな教会であった・・・

 水谷隊長とガイドの牧師は、息を潜めツチノコ男が現れるのをじっと待った。事前の調査と情報によると、ツチノコ男は概して「目立たない」という特徴があるらしい。何故、目立たないのか。それはいまだ謎のままである。彼らは擬態をしているのか!!それとも我々の想像をはるかに超えた方法で自らの正体を隠しているのかっっ!!??

 水谷隊長と牧師は、額に流れる汗を拭こうともせず、待ち続けた。その時!!一人の男性(この男性を仮にA氏としよう)が礼拝堂に入ってきた!!水谷隊長と牧師に緊張が走るぅぅぅぅ!!!!果たして彼はツチノコ男なのか・・・・?

 彼の特徴は、表情は少々暗め。一歩間違うとアキバで、電子部品をアサっていそうな雰囲気である。彼は、水谷隊長の存在に気づくことなく、日常的な仕事を、いつものようにするように、淡々とマイクチェックを始めた・・・どうやら機械を好む習性があるようで、観察していると、どうやらこのマイクチェック・音響チェックはずいぶんと長いことやっているようである。水谷隊長は、彼がツチノコ男かどうか見極めようと更に目を凝らした。その時!!
 
 もう一人の男性(この男性を仮にB氏としよう)がはいってきたのである!不意を突かれ、驚いた水谷隊長に気づくこと無く、彼は悠々とその巨体を揺らし、やはりいつもの仕事を繰り返すように、その巨体でイスを並べ始めた!!彼もまたツチノコ男なのかっっ!!???

 同時に二体の生体を観察しなくてはならなくなった水谷隊長の目に、更にもう一個体が現れた!あせる水谷隊長!!彼(この男性を仮にC氏としよう)はやはり日常の仕事をこなすように、献金箱の前に行き、献金を捧げた。ガイドの牧師が、涙ながらに説明した。「彼は、教会に集う為に、昇進を蹴ったのです。だから30代ですが、年収は非常に低い。しかし、しかし、こうして献金してくださっているとは・・・」

 水谷隊長と牧師が感動していると、なんと!!突然!!目の前に別の個体が頭をもたげ、現れたのでる!!!今まで跪いて祈っていたようで、まったく視界に入らなかったのである!!まったく無警戒であったところで出会ってしまった水谷隊長!!ついに気付かれてしまった!!

 「・・・おはようございます」彼(この男性を仮にD氏としよう)は、か細く小さな声で、挨拶をしたのである!!明らかに警戒している!!目が異常に大きく、光を放っている。しかもなんと地味な風貌であろうか・・・
その服は、10年前から着続けているのではないかと思えるほどのセンスで、よれよれであった。彼もまたツチノコ男なのだろうか!!!!

水谷隊長「ガイド!彼らがツチノコ男なのか?」
牧師ガイド「はい。そうです。彼らが私のいうツチノコ男です。」
水谷隊長「・・・・うーん。そのようにも見えるし、そのようにも見えない。
ツチノコ男は目立たないという習性があるというが、こういうことか・・・」

【ナレーション】
水谷隊長が、彼らの生態を調査観察していると、
彼らが仕事を終えた頃、ちょうど「ツチノコハンター」がやってきた。どうやら女性のようである。年は30前後であろうか・・・・・?

ツチノコハンターはA氏の前を通り、挨拶をした。ツチノコハンターが挨拶をするという事は、Aがガイドの言うとおり、やはりツチノコ男なのか!?

ツチノコハンター「おはよう!」
A「・・・・・・」
なんと!!Aは、無視である!機械に夢中なのか!ツチノコハンターを無視するA!!なんという度胸か!!!それとも空気が読めないのか!!ツチノコハンターは、Aはツチノコ男ではないと判断し、Aから離れていった。しかし、水谷隊長は、去っていくツチノコハンターの背中を、Aがちらりと見たのを見逃さなかった!この水谷隊長の観察力!!判断力!!それが隊員を守るのである!!

 今度は、Bが自らツチノコハンターに近づいて挨拶した。体もでかいが、声もでかい。イスを並べたせいで汗だくである。しかも、ハンターとの距離が近い!!!ツチノコハンターを威圧するには十分である!!ツチノコハンターは、Bのその巨大な風貌、汗の匂いに恐れをなして、引いていった。ツチノコ男候補Bは、その引いていく様子に、ダメージをうけている!!ツチノコ男の弱点は、女性の「ドン引きオーラ」なのか!!??

 ツチノコハンターはCのそばを通過したが、挨拶もそこそこに過ぎ去ってった・・・Dにいたっては、挨拶さえされない始末!!なんということか!CもDもハンターにはツチノコ男とはみなされなかったのだ!!痛い!痛すぎる!!

水口隊長「ガイド!ツチノコハンターが彼らをツチノコ男とはみなさなかったぞ!彼らはツチノコ男ではないのではないか?」
ガイド牧師「いいえ。彼らは確かにツチノコ男です。」
水口隊長「何?では、ツチノコハンターは何故ツチノコ男を捕獲しないのだ?どのように捕獲を免れているのだ?」
ガイド牧師「はい。ここがツチノコ男の習性の神秘的なところで、もっとも特徴的な所です。つまり・・・」

【ナレーション】
今明かされる!!ツチノコ男の衝撃の事実!!
(CMへ)

(CM明け)
ガイド牧師「ツチノコ男は、ツチノコ男であって、ツチノコ男でないのです。

【ナレーション】
なんと謎めいた事をいうガイドだろうか!!このガイドはどれほど重大な秘密を握っているのだろうか!!水谷隊長に緊張が走る!!

 ガイド牧師「ツチノコ男が目立たないのは、ツチノコ男は、脱皮を繰り返して、はじめてツチノコ男になっていくからです。一番の大きな脱皮は、やはりツチノコハンターとの結婚でしょう。ハンターに捕獲されることを通して、自分がツチノコ男になる必要を知り、脱皮の責任を自覚し、初めてツチノコ男に脱皮するのです。ここにツチノコハンターが、捕獲すべきツチノコ男を見落としてしまう原因があります。」
隊長「何ぃぃ!!ということは、ツチノコ男は、捕獲されるまでは、ツチノコ男には見えないということなのか??」
ガイド「はい。そうです。それが、ハンターが捕獲することを困難にしている要因なのです。」
隊長「うむ。ということは、ハンターは『ツチノコ男になる』という可能性を信じて捕獲する必要があるということか・・・・」
ガイド「そうです。しかも、脱皮を手伝う必要がある個体もいます。ツチノコ男は実は非常にデリケートで、警戒心が強いのです。無理矢理、脱皮をさせようとすると死んでしまいますし、かといって、何もしなければ脱皮しないこともあります。ハンターは知恵と忍耐と信仰が必要といえるでしょう。」
隊長「なるほど・・・・なんと神秘的な生き物なんだろう・・・で、脱皮は何度くらいするのだ?」
ガイド「何度でもです。素晴らしいハンターは何度でも脱皮させる事が可能です。そして脱皮したツチノコ男は無限に成長していくことができるのです。」

【ナレーション】
水谷隊長の決死の探検により、ついにツチノコ男の秘密が、今!!明かされたのである。なんと神秘的な秘密が隠されていたのであろうか・・・・
神の素晴らしい知恵と計画に感動せざるを得ないではないか!!

隊長「ガイド。ありがとう!すばらしい成果を得ることができた。」
ガイド「いいえ。お安い御用です。また来てください。」
隊長「そうだ、ツチノコ男の習性について、最後に聞きたいことがある。脱皮を何度も繰り返したツチノコ男は、どうなるのだ?」

ガイド「キリストの似姿です。」

今回の探検に完全に満足した隊長は、素晴らしい収穫を心に、神を賛美しつつ、その教会は立ち去っていったのである。

〜〜 劇終 〜〜

〈ヤンキー牧師による解説〉
 ugougoさんのこの傑作を繰り返し読みながら、一連の「ツチノコ男」の記事は浅かったなーと反省。反省点は三つ。この傑作は主に三つの点で本ブログの不足を補い、「ツチノコ男」についての本質を示しています。

(1)まずは、「ツチノコ男は、脱皮してツチノコ男になる」ということ。
 私は「ツチノコ男」の認定基準などを列挙して、固定的に提示していました。それはかえってツチノコ男の存在を見失わせ、ハンター達に失望を与えかねなかったのです。反省。

(2)次には「多くのツチノコ男は結婚後に脱皮する」ということ。
 結婚前にツチノコ男の基準を満たしている男性はきわめて稀でしょう。私の最初の提示はそうした面がありましたので反省。むしろ、ツチノコ男とは、結婚後に脱皮の必要を自覚して、脱皮を繰り返す男性でしょう。

(3)さらには「ツチノコハンターの捕獲失敗原因の明確化」です。まさに捕獲後にツチノコに脱皮することこそが、捕獲失敗原因であると指摘するugougoさん、恐るべし!以前に何度もこのブログで主張してきたように、結婚前に自分の希望する条件を満たす男性より、結婚後に自分を変えてくれるタイプの男性が伴侶としてふさわしいのです。しかし、それは既婚者女性には分かっても未婚者にはかなり困難なこと。だから、神様の御心や導きが必要なのでしょう。

 そして脱皮の向かう先は「キリストの似姿」!こんなドラマチックで感動的、そして聖書的なエンディングを誰が予想したでしょうか!夫がキリストの似姿に変えられていくのを共に生活しながら目撃していく、それに応答して自らも成長してく・・・そんな結婚生活、最高ですよ!いいえ、これこそが、神様が供えておられる本来の結婚生活のはず。このことを結婚希望のクリスチャン達にはお伝えしたくてなりません。
| ヤンキー牧師 | 「ツチノコ男」&「いい男」シリーズ | 09:46 | comments(2) | trackbacks(0) | - | - |
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