命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
<< 牧師性的不祥事のパターン | main | 男が危ないTPO(2) >>
男が危ないTPO(1)
男性が強烈な性的な誘惑を受けてしまい、制御困難となる可能性のあるTPOをお伝えしようというのがこのシリーズ。特に女性読者に男性の性をご理解いただき自らを守るため、また男性も自ら墓穴を掘らないためのシリーズ。

 ご承知とは思いますが、Tとはtime(時)、Pとはplace(場所)、Oとはoccasion(場面)であります。

 一回目の今回は「男があぶないT」です。男性が危ない時期は、意外にも50代では?と思います。専門家によると16−25歳のたった十年間に男性に性的エネルギーの90%程度が集中するのだとか。この時期の男性は、爆発的な性的エネルギーを持っており、危ないと言えば危ないのですが、その危なさは、自分も女性も周囲にも分かりやすいものです。

 ところが性的なエネルギーが衰え、逆に社会的なパワーを持つようになる50代あたりが危ないとの指摘は結構多いです。下品で申し訳ありませんが、「精力減退・権力充実」が危ないのですよ。思うに聖書の例ではダビデのバテ・シェバ事件がそれに相当するでしょう。文字通りダビデが50代であったわけではないでしょうが、今の日本社会では50代のような時期でした。

 どうもダビデの犯した罪の背景には、そうした「50代、精力減退でも権力充実。重役出勤で余裕かましてます状態」があったようですよ。

 自分が出陣せずとも部下が戦ってくれる重役的立場(競汽爍隠院В院

 部下がいのちを懸けているのに、夕暮れまでお昼寝?してから散歩という超余裕状態(11:2)

 人妻と知ってもブレーキのかからない程の強い内なる欲求。(11:3)

 人妻だろうが、部下に命れば、自分のものにできる社会的パワーの所有(11:4)

 ダビデが性的に衰えていたとは言い切れませんが、年齢的には衰退期。一方の社会的な権力は絶頂期へ。多忙とは言え、以前ほど必死ではなく、それなりの余裕も生まれてくるというのは、現代日本社会では50代なのでは?ちょっとこじつけかとは思いますがどうでしょう?

 心理学の世界などでは定説のようですが、50代程の男性が愛人を持ったりするのは、単に性的欲求のためでなく、力の確認のためなのだそうです。つまり、性的な力が衰退し、逆に社会的権力が向上する中、若い頃にはできなかった、いや、する必要もなかったパワーの確認が実現できてしまうわけです。

 私はダビデの行為も「神をも恐れぬ権力確認行為」であったのでは?と考えています。ウリヤの妻と知ってもブレーキがかからないほど、その力の確認への内なる欲求は強烈だったのでしょう。

 一般週刊誌を賑わせた牧師の性犯罪の多くも加害者は50代が中心のようです。私が個人的に知っている同じような事例の場合も同様です。大きな働きをして、信頼もされ、部下に対してはかなりの権力を所有していたわけです。こうした背景も危険材料の一つだったのではないでしょうか?

 どうか、女性の皆さんは「50代の分別ある男性が、娘のような年齢の自分恋愛対象や性的対象として見るはずがない」などと思ってはなりません。それは50前後で大きな働きを成し遂げた立派な男性牧師も例外ではありません。

 熟年男性の愛人所有やセクハラや性犯罪は、性欲の産物ではありません。「力の確認作業」なのだとか。男の危ないT、それは精力減退権力充実の50代。

 今回の記事が読者の皆様が男女共に自らを守り、神の前に聖く義しく歩む一助になれば感謝です。
| ヤンキー牧師 | 男性(心理と性)理解のために | 08:03 | comments(0) | trackbacks(1) | - | - |









http://blog.chiisana.org/trackback/1059731
[祈り]男性の危険な時期とは
またもや水谷潔師のブログからですが 命と性の日記〜日々是命、日々是性 | 男が危ないTPO(1) なるほどなぁ、十代、二十代の男性の性欲は本人も回りも知る強いもの。 だからこそ、本人も周囲も警戒する訳ですが、警戒の外になり、かつ社会的地位も高い男性が性的
| きりなの日記 | 2009/02/12 2:13 AM |
     12
3456789
10111213141516
17181920212223
24252627282930
<< September 2017 >>
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE