命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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イギリス13歳の父親事件の不透明さ
 先日大きく報道された13歳の父親事件について記事を記そうと一度は思ったのですが、もう少し事態の進展を見守ってからにした方がよさそうと判断。

 どうも不透明な部分が多すぎます。純粋に13歳の男子と15歳の女子の間の恋愛の末の妊娠出産だと、単純に信じてはならないように思えています。

 本当の父親を名乗る男性が登場したり、15歳少女の母が13歳の彼を父としたほうが儲かるから、そう発言させたなどの報道も。さらにその報道自体も信憑性が怪しかったりするわけです。さらには、それぞれの親が子どもをネタに金儲けをしていると思える情報も。

 そもそも顔を出して実名で報道に応じること自体が正常ではないでしょう?子どもを保護すべき親や大人の責任放棄としか思えません。これには大人の利害関係が絡んでいると考えるのが当然。あの13歳男児の「経済的ってどういう意味?」という発言は、まさに大人たちの思う壺でしょう。

 生まれてきた赤ちゃんのこれからの人生、未熟な10代の両親の成長と自立が大切なのは分かりきっていますが、それ以外の問題が大きすぎます。10代の妊娠の背後にある大きな要因は貧困とそれに伴う家庭崩壊。がわ子さえ金儲けのネタにしかねない食い物のようにするイギリスの大衆紙などのメディア。どうも、「大人が自己責任を果たさず、むしろ子どもを利用している」という構図が見え隠れします。そうした背後、根底にある問題と切り離して13歳の父親という問題を単独で論ずることは間違いでしょう。

 今の段階で、言えることは「十代の妊娠多発は大人社会の歪みや責任放棄が弱者である子どもたちに表出した現象」ということでしょう。そして、それは日本社会も決して例外ではないことを覚え、大人としての次の世代に対する責任を自覚したいもの。
| ヤンキー牧師 | 今どきの恋愛と性を考える | 09:11 | comments(0) | trackbacks(0) | - | - |









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