命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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性教育はケータイ教育と共に
 アエラ44号(9月28日号)に興味深い記事を発見。「ケータイ世代の性が狂っている」とのタイトル。

 様々な形でケータイを通じて10代の女性たちが性の世界で傷ついたり、苦悩していることがここではリポートされています。その中でとても興味深い事例を一つご紹介。

 人口1000程度の島の生徒数100人に満たない中学でのお話。何と5人の生徒の妊娠が判明します。実はその一年前に島にファーストフード店ができ、子どもたちが夜に集まるように。一人の少女が出会い系サイト介して男性と会うように。友達も真似をして島の外の男性と会うようになり、そうした悲惨な結果に。

 記事によれば、携帯の出会い系サイトによって「望まぬ初性体験」をしてしまう少女たちが、増加中なのだとか。そうした携帯の危険性を徹底して教えていない現状もあるのでしょう。今や、「性教育はケータイ教育と共に」と言えるでしょう。

 記事で引用されている(財)日本性教育協会「若者の性」白書・第六回の資料「携帯メールの頻度と性行動経験率」はとても興味深いです。

 現在交際相手がいない高校生を対象としています。
携帯メールをしない高校生は、性体験率7%デート経験19%、どちらの経験もないが74%。

  1−9通ですと、それぞれ9,34,57
 10−19通は、   18,44,38
 20通以上は     37,43,20

 つまり携帯メール数と性体験率は明確に比例しています。もちろん、携帯を持たせると性体験が早まり、持たせなければ安全と単純化してはならないでしょう。

 親が携帯について、危険を理解して一定の指導や管理をしているかどうかがむしろ大切なのでしょう。さらに言えば、子どもの生活に関心を持ち、保護責任を果たすかどうかということでしょう。

 携帯メール数は、性体験率と比例しているだけでなく、親の教育意識、責任感や高校生の側の自尊感情、孤独感、さらには親からの愛情実感などとも比例しているのでしょう。

 ケータイの向こうには怖しい性の世界があります。しかし、方針も規範も、指導教育もなく、子どもにケータイを与え、使わせる親のあり方も同じく危険なように思えてなりません。
| ヤンキー牧師 | 性教育関連記事 | 09:47 | - | - | - | - |
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