命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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愛の真実度>愛の実感度
 昨日は、クリスチャンを中心とした大学生たちにお話し。クリスチャンとして歩み出したばかりの大学生たちにとって、問題になることの一つは、ノンクリの彼氏彼女との関係

 残念ながら、ノンクリの彼氏に信仰を反対されて、「イエス様を心では信じてはいるけど」と言いながら教会生活やクリスチャン学生の集いから離れてしまう女子大生たちも。
 学生に限らず、「イエス様の愛より彼の愛のほうが実感できる」という理由で、教会を離れたり、ノンクリ彼氏の求めに応じて性的過ちを犯すクリスチャン女性たちも。

 私の知る限りではこうしたパターンは男性より女性に多いように観察しています。

 そこで、昨日お話ししたのは「愛の真実度>愛の実感度

 いつものように問いかけます。
 「君の彼氏彼女は、君のために死んでくれるか?来年も再来年もずっと愛し続けてくれるか?絶対に変らない裏切らないと断言できるのか?」

 そうです。彼氏彼女の愛は、「期間限定」「犠牲も限定」「変更・裏切りの可能性込み

 他方に「死んでくれた愛」「いのちの犠牲を支払った愛」「変ることも裏切られることも絶対にない愛」があります。こうした限界だらけの不真実な愛と真実そのものの愛とは本来比較しようもないはず。少し考えてみれば、どちらの愛を優先するか?どちらの愛が自分にとってより大切かは明らかです。

 しかし、一部の女性クリスチャンはそうした理解を一定持ちつつ、彼氏の愛を優先してしまいます。なぜ、後者を捨ててまで、前者をとるのでしょう?その大きな理由の一つは、「実感度」にあります。

 肉体的感覚によって見ること、聞くこと、触れることのできる彼氏彼女の愛は、実感度が高いでしょう。そこには高まる恋愛感情や性的刺激や興奮もあるでしょう。

 確かに神様の愛は、どんなに真実でも、肉体的感覚として、同じような方法で実感することはできません。いいえ、真実な愛だからこそ、そのような方法で実感できないです。

 二つの愛を「実感度」「体感度」で測る時本末転倒がおこってしまうのでしょう?大切なのは「実感度」より「本物度」でしょうが?!

 聖書は、真実の愛について別の方法での実感を私たちに教えます。「私たちが聞いたもの、目で見たもの、じっと見、また手でさわったもの、すなわち、いのちのことばについて」とヨハネの手紙第一は記しています。

 つまり神の愛は、イエスキリストという見ることも聞くことも触れることのできる肉体をもって、既に示されているのです。歴史的な事実として、元祖クリスマスの夜に、神の愛は見て聞いて触れる形をとって、この地上に注がれたのです。クリスマスとは彼氏彼女と愛を体感する時ではありません。この神の真実な愛を信仰によって受け止め実感する時でしょう。

 そうです。五感のような肉体的感覚ではなく、「信仰」によって、今日、私たちは受け取るのです。信仰によって受け止めるとき、私たちは2000年前にイエス様に触れた人々と同様に神の愛を実感するのです。いいえ、2000年前にイエス様に触れた人たちでさえ、信仰がなければ、愛を実感できなかったではないですか?

 「聖書における愛の啓示を知る→その愛を信仰により受け止める→真実な愛の実感を伴う」
 ということでしょうか。愛を実感するためには、聖書を読んでいよいよ深く知ること、それを信仰によって受け止めることです。そして、愛を実感したクリスチャンは、当然のごとく神と人を愛する者としてその愛を神と他者へと転化することでしょう。

 直感や感覚が優先され信頼されるこの時代だからこそ、「読む、知る、信じる」という基本を徹底したいものです。それは、信仰の成長全体に有益なだけでなく、彼氏彼女の愛との本末転倒やそれによる教会離れから、新生し歩みだしたばかりのかけがえのない魂を救い出すこととなるでしょう。

 「実感度より本物度」、昨日の奉仕準備の中で与えられたこのフレーズが、若いクリスチャンとその親や指導者の皆さんのお役に立てば、本当にうれしいです。
| ヤンキー牧師 | キリスト者としての性を考える | 09:58 | - | - | - | - |
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