命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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サディスティック・妻・バンド
 先日、お亡くなりになった加藤和彦さんがかつて結成していたのが、「サディスティック・ミカ・バンド」。どうもこのネーミングはあの「プラスティック・オノ・バンド」のパロディーらしいです。そして、さらなるパロディーがこの「サディスティック・妻・バンド」。

家族をバンドにたとえると妻がサディスティックなのです。家庭の中で夫と子どもから出てくるのは「ごめん」の言葉。子どもは母の、夫は妻の機嫌を見ながらの生活。このバンド、萎縮してしまい音楽表現が乏しいです。自由さもパワーもないバンドであります。


 結婚問題の悩みでよくお聞きするのが、「夫婦に問題があるとすぐに主人を責めてしまうのです」「夫を追い込みたくなってしまいます」「責めると逃げると分かっているのにやってしまう」「主人が改めようとしているのに、応援しないで責めてしまう」「問題解決より主人を苦しめたい思いが強い」などなど。

 いずれも、クリスチャンの妻たちからの訴えや嘆きです。どうも、日本の妻たちは、夫の非や欠点を責めたがる傾向があるようです。私がお聞きする結婚問題は圧倒的に夫の側に問題原因が多いケースです。では、そうした夫を持つ妻たちが夫の改善努力を認めて、応援するかと言えば、そうとは限りません。

夫が悔改めて早く帰宅すれば皮肉を言ってしまう。
夫が会話をする努力をするが、うまくいかずに妻が夫を責めて終わる。
夫が改善努力をしているのに「やっぱりだめ」「これからもだめ」と責める。

 既に夫婦関係で傷を受け続けて、怒りを溜め込んでいるのか?
夫からの愛情実感を得られずにそれが、欲求不満となり愛してくれない夫への攻撃性に転じているのか?
今までの事を赦して、夫の努力に期待するのが、不条理で損に思えるので、無意識のうちにも夫に復讐行為をしているのか?
夫がどこまで責めても、自分を愛し改善努力をするのかを測るテスト行為なのか?
妻が望みどおり家庭で主導権をとりながら、リーダーシップをとれない夫への不満を深めているという自己矛盾があるのか?
自分の側の問題を隠すために相手を先制攻撃しているのか?
そもそも現代日本社会では既婚者女性は孤立しやすく、攻撃性を持ちやすいのか?

 様々な仮説を考えるのですが、どうも一般化できず、夫婦それぞれのようです。いずれにせよ「夫を愛している、夫婦間の問題解決を望んでいる、でも夫を責めてしまう」という現象はクリスチャン夫妻にも時にお見受けするようです。

 こうした場合は、夫婦問題の原因が夫に90%で妻に10%であり、夫が真剣に自分の問題を認めて改善努力しても、このように夫を責めると妻の10%が、夫の努力を台無しにしかねません。

 私は結婚カウンセリングの専門家ではないので、そうした行為の原因を特定し、本当の問題に気がつかせ、むき合わせるだけの力量はありません。「問題を認めて、改善しようとする夫の味方をしてあげて下さい。それを自分の感情の処理より優先してみては?その努力が夫婦関係の改善になると思います。」程度の浅いお話しをしているレベルです。

 働きでの必要も覚えながら、現在は名古屋でもたれる丸屋先生の家族カウンセリングのセミナーを受講中。いつか「サディスティック・妻・バンド」を自由で力強いバンドにするお手伝いができたらと願っています。
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