命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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絶賛!!村崎太郎+栗原美和子著「橋はかかる」
 近年、本ブログの記事別アクセスの第一位は、かならず村崎太郎さん関連。本ブログの一日最高アクセス記録は何と7000アクセス。その原因はテレビ番組「たかじんのそこまで言って委員会」に村崎太郎さんが出演し、タブーとされていた被差別部落問題を正面から堂々と取り上げたため。さらに「村崎太郎」をグーグル検索すると、Wikipediaの次の二位に本ブログの記事がヒットすることも。多分、一日に100近いアクセスを村崎太郎さんや人権問題、被差別部落問題関連でいただいていると予想されます。

 そこで紹介したいのが、村崎太郎さんの奥様、栗原美和子さんの著書第2弾であります(夫婦としては第三弾)。前作の「太郎が恋をする頃までには」は、大きな反響があったようです。ただ、私個人は歴史的な意義については大いに評価しますが私小説的作品としてはもう一つとの印象を受けました。以前、部落解放同盟の機関紙「解放」の書評でももう一つの評価をしているのを読みました。さらに、この著書では栗原さん自身も力不足を認めておられます。

 そして、第二弾はご夫妻での共著のようです。多分、小説ではなくドキュメンタリー形式かと思われます。事実が持つ力で読者に迫っています。私自身新しく知ることも多かったです。一番感動的だったのは、「闇の中での希望」です。運動家であった太郎さんの父が、猿回し芸を通じて太郎さんに託した「希望」、栗原さんが結婚生活の中で見出した「希望」に私は二度涙しました。

 タイトルは「橋はかかる」。これは多分あの名著「橋のない川」を受けてのことでありましょう。先週末、東京滞在中に出版を知りました。

 さっそく昨夜読みました。これは絶賛です。クリスチャンにこそお読み頂きたいのです。中絶問題と同じ、いいえ最も明確な差別問題であり、日本社会ではタブーの課題であります。そして、中絶問題同様、最も向き合わなくてはならない人間の罪の一つなのです。

 そして、ブラックゴスペルを歌う方には是非ともお読みいただいたいです。この日本社会においてブラックゴスペルを歌う場合はアメリカの人種差別問題以上に、日本の国内での差別問題を学ぶ事の大切さを思います。そうした時、ブラックゴスペルは「舶来音楽」ではなく、「日本の音楽」となり、「黒人スタイルの讃美」から「日本の讃美」に変質すると私は考えています。

 まずは取り急ぎ著書の紹介のみ。

村崎太郎+栗原美和子著「橋はかかる」(ポプラ社)¥1365

 ポプラ社サイトでの同著の紹介はこちら
http://www.poplar.co.jp/shop/shosai.php?shosekicode=80006680

 本の帯にはこんな見出しが・・・・。
「被差別部落出身であることを公表した村崎太郎。ごく一般的な家庭に育った栗原美和子。悪戦苦闘の3年間、少しずつ見えてきた希望の橋。」
| ヤンキー牧師 | 「村崎太郎」関連 | 16:16 | - | - | - | - |
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