命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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現代クリスチャン女性に「ゲゲゲ婚」は可能か?
 実は昨日の「リスペクト婚」「エコ婚」「ユンソナ婚」の記事は、今日の記事の伏線であったのです。

 一昨日の主日のこと。奉仕先の教会で「クリスチャン女性たちが恋愛偏重で困る」と愚痴ると、一人のクリスチャン女性が素晴らしい応答。

 「今は、ゲゲゲの女房のようなあり方も素敵だと思う人も増えているのでは?」

 そう言われても分からないので、質問すると、応えて下さいました。NHK朝の連続テレビドラマ小説のヒロインは、あの水木しげるさんと結婚した方。お見合いをして5日目に結婚。むしろ、結婚後に愛情が芽生えて、豊かな結婚生活を築き上げていったとのこと。

 つまり、「ゲゲゲの女房」はいわゆる「恋愛結婚」や「恋愛感情で踏み出した結婚」のような「恋愛→結婚」という順番ではなく、「結婚→恋愛感情」ではないか?というのがそのクリスチャン女性のご意見。

 親が相手を決めたり、お見合いによって結婚していた時代の女性にはそうしたことは珍しくなかったと思われます。決して、それは惨めなものではなく、女性側の決断や努力によって、(男性側も当然ですが)豊かで幸せな結婚になることをゲゲゲの女房は見せてくれているのかもしれません。

 安定志向、女性の専業主婦志向が強い時代にあっては、ゲゲゲの女房のようなあり方も評価されたり、女性に支持されていく可能性もあるのでは?

 というわけで、ここに、以上のような結婚のスタイルを「ゲゲゲ婚」と命名いたします!


 ネットで検索したら出てきたのですが、原作本「ゲゲゲの女房」には著者の次のような「あとがき」があるそうです。

 「最初に盛り上がった恋愛感情だけで、その後の人生すべてが幸福になるとは、とても思えません。伴侶とともに歩んでいく過程で、お互いが「信頼関係」を築いていけるかどうかにこそ、すべてがかかっていると思うのです。(中略) どんな生き方をしても、最初から最後まで順風満帆の人生なんてあり得ないのではないでしょうか。人生は入口で決まるのではなく、選んだ道で「どう生きていくか」なんだろうと、私は思います」


 なんと本質をついた結婚観でしょう!「盛り上がった恋愛、その後の結婚」、それは一つの入り口からの一パターンに過ぎません。しかも、あてにならないパターンです。

 百の幸せな恋愛をしても、一つの不幸な結婚で、人生は敗北になりかねません。逆に一つも恋愛をしなくても、幸せな結婚生活ができれば、それは豊かな人生でしょう。

 そう、大切なのは入り口ではないのです。結婚後の関係構築です!そのために聖書が命じる努力をすることです!

 恋愛という特定の入り口にこだわるあまりに、入り口から入ることもできないクリスチャン女性も少なくないように思います。入り口も大切ですが、勝負は「むしろ選んだ道で歩むか」、つまり結婚後に聖書に従って結婚生活を送るか否かの選択によるのです。入り口を間違えてなりません。でも、入り口が正解なら後は、その後の姿勢次第。

 「ゲゲゲ婚」とは「下下下」婚、つまり「下→下→下」ではありません。それどころか、結婚してからの選択、努力によって「上→上→上」となっていくタイプの結婚。むしろ「盛り上がった恋愛に続く結婚」が、「下→下→下」という「下下下婚」になりがちなのは周知の事実でしょう。

 余計なお世話でしょうが、30歳を過ぎたら「自分で見つける」「恋愛結婚したい」などの狭い入り口はさっさと捨てて、入り口にはこだわらず、入った後にこだわりを持ってみてはどうでしょうか?婚活系クリスチャン女子の皆さん!入り口にこだわらず、「ゲゲゲ婚」も検討してみてはいかがでしょうか?
| ヤンキー牧師 | 聖書的結婚観と今どきの結婚観 | 12:23 | - | - | - | - |
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