命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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乳児死体遺棄関連ブログの紹介

 先日の本ブログの記事「高3女子の乳児遺体遺棄事件を受けての切なるお願い」に応答して、「コメント大王」K死が優れた考察を記しておられます。キリスト者としての社会正義について、現実的でしっかりとした考察を記して下さっています。どうも、感覚、印象あるいは杓子定規な聖書の適用、極めて個人倫理的で偏狭な判断によって、こうした事件が論じられやすいように思います。私はこうしたブログ記事はクリスチャンがこうした社会事象を自己責任としてただしく考察するよい助けになると思いますので、ここに紹介申し上げます。

ブログ「一キリスト者からのメッセージ」〜高校生の乳児死体放棄事件について思うこと

http://voiceofwind.jugem.jp/?eid=196


 特に記事の中、以下の文章は、適切な言葉によって「本来実現すべき公正からの逸脱」という本質が指摘されていると思うのです。

「今回、一番やりきれないと思ってしまう原因は、組織のルールや通常の社会通念や学校という社会の規範のみから問題視されうる高校生の妊娠という問題が死体遺棄という重大な事件につながったところである。学校という枠組みを外れてもう一度問題をとらえなおす余裕のなさと、容疑者となってしまった女子高校生を支える支援組織があったにもかかわらずそれが利用されなかった点である。知識の不足でかたずけるには、結末があまりに悲しすぎる。

 とはいえ、当事者であるからこそ、余裕がなかったのだろうし、当事者であるからこそ、支援組織へのアプローチする余裕すらなかったのかもしれない。

 どういったところで、あまりにやるせない事件だと思う。考えれば考えるほど、公正を社会においてどう実現するのかの問題と、間違った思い込みが、本来実現すべき公正からどんどんずれていってしまい、人間を本来の目的から違うところへ追い込んでしまう可能性があるという問題を考えさせた事件であるように思う。

 以上です。小さないのちを守るためにも、是非ともご一読いただき、深く考察いただきたいと願います。
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