命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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キリスト者として考えるパチンコ問題(3)
 「なぜ韓国はパチンコを全廃できたのか」の著者はパチンコを「数千人の莫大な利益のために、数百万人を泣かせる行為」と表現しております。今日はそうしたパチンコと有名クリスチャンとの関係を記してみます。

 同著にも登場する話ですが、クリスチャン政治家と言われる土井たか子さんのパチコンコ好きは有名。一般にはその庶民性がアピールになるのでしょうが、ピューリタニズム色の強い私などは「クリスチャンの趣味が、パチンコってどうよ」と裁き心が起こってしまうわけです。実は土井さんは、パチンコ業界からの多額の献金が問題視されたことも。北朝鮮とも極めて友好的な関係であったことなどもあり、いろいろ言われてきたようです。どう、評価すべきなんでしょう?

 クリスチャンである李明博大統領は、ソウル市長時代は、パチンコを強く批判していました。しかし、2008年2月に当時、民主党代表であった小沢一郎氏が訪韓した際に、大統領となっていた李明博氏はパチンコ業界の規制強化在日同胞が苦境にあえいでいると話し、小沢代表は帰国後に民団に聴いてみると応じたと、同著は記しています。在日同胞のためなら、日本のパチンコ業界には規制緩和要請?ということで、著者は、「李大統領の真意はいかに?」と小見出しをつけております。

 パチンコではありませんが、カトリックの著名作家、曽野綾子さんもギャンブルとは無縁ではありません。曽野さんは一時期、「日本財団」の代表を務めておりました。「日本財団」と旧名はあの「日本船舶振興会」であります。知ってる人は知っている笹川良一会長が登場するあの「一日一善」「戸締り用心火の用心」のCMの団体であります。

 ボートレース好きのおっちゃんは言います。「競艇はええでー。勝てば儲かるし、負けても笹川さんが、世のため人のためにそのお金を使ってくれるさかいになー」。かくして、ギャンブル行為は肯定化されるわけです。つまり競艇で集めたお金を社会貢献に使おうという財団であります。いくら、社会貢献目的とは言え、そうした資金源を持つ団体の代表にクリスチャン?という声はあるでしょう。

 クリスチャンがパチンコやギャンブルをどう評価するか?それが弱者救済や福祉事業などと関連していた場合は、どう考えるべきか?

福音に生きるってことは、この場合、どういう判断することなんだろ?」
「もし、イエス様ならどうするだろう?」

 
 考えさせられますね。本著が最終的に訴えていることは、パチンコに象徴される日本社会の問題。際限ない拝金主義、国民を苦しめてまでの利権構造や馴れ合いであります。えっ?そんなこと聖書や信仰と関係ないって?でも、現実に三名もの著名クリスチャンがかかわっているではありませんか?私は思います。聖書や信仰と関係ない事象がこの被造物世界にあるのだろうかと。

 
| ヤンキー牧師 | キリスト者として考える社会事象 | 08:13 | - | - | - | - |
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