命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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コンビニでのコンドーム販売ってどうよ?(2)
 コンビニが普及する前のこと。コンドームなる商品は、薬局の前の自動販売機で売られておりました。店員と向き合うことなくこっそり買えるので、恥ずかしさもなく、きっと便利であったのでしょう。当然、夜間に急に必要になるケースもあるわけで、そうした場合は薬局は閉店でも自動販売なら大丈夫ということだったのでしょう。

 現在では、コンビニがかなりの部分その機能代理を果たしていると思われます。

 よく女性たちは予期せぬ妊娠を防ぐためにも、彼氏と会うときは、コンドームをバッグに持参すべきとの主張を聞きます。それは、現実的な提案ではありましょう。しかし、実際の女性たちは、交際中の彼氏から、初めて迫られた時に、「これ使って」とバッグからコンドームを取り出してお願いするかと言えば、そうはいきません。これには強い抵抗感があるわけです。

 多くの女性たちは言います。「初めて彼から求められた時に、そんなことして、遊んでいる女だと思われるのは嫌だから」。

 男性側が無責任な場合は、結局、妊娠しかねないような性行為に走ることも。そうなると「妊娠が怖いから、コンビニで買ってきて」の方が、現実的です。ですから、実際問題として、もし、コンビニがコンドーム販売を一切中止してしまうとなると・・・・。

 そうです。予期せぬ妊娠とそれに伴う中絶は、急増してしまうことでしょう。それに、家族計画を考える夫婦にとってもそれは正当な必要であり、夜間に購入できることは、好ましいことでしょう。ですから、一概に、「コンビニでのコンドーム販売禁止」はどうかと思うわけです。

 でも、高校生が、コンビニでコンドームが購入できるとすれば、それは安易な性行動を、助長することにもつながるでしょうから、この面では問題視されるべきでしょう。だからと言って、「お酒とタバコは二十歳から」のように「コンドーム購入は二十歳から」とはいかないでしょう。前者は法律で禁じられていますが、後者は法的根拠がありませんから。成人向け図書が、18禁のようにコンドームも18禁にするかと言えば、現実に、今は男女とも4割弱が高校卒業時までに性体験をする時代。これでは責任を取れない妊娠が増えるばかり。

 そう考えますと、コンビニでのコンドーム販売の是非などを論ずる以前に、考えるべきことがあるように思うわけです。それは、高校卒業時までの性体験率が4割弱にも及ぶという現実であります。

 「性はいのちへの責任があるもの。だから芽生えたいのちを生み出し育てる責任が果たせない状況では、セックスはすべきではない。」

「愛し合っていればいいのではない。いのちへの責任を果せるまでは、待つべき」

自由と責任はいつもセット。命への責任を果たせない者は、セックスをする自由を行使する権利はない」

 こうした責任感や理屈は、宗教や道徳を超えて、普遍的に認められるべきことだと思うのですが、どうでしょう?それとも、こうした正論はいまや「性的自由を侵害する暴論」と弾圧されてしまうのでしょうか?「責任なき性的自由」などは、最終的には、自他の体や心を傷つけ、将来の結婚にダメージを与え、芽生えたいのちを奪いかねない「最悪の愚行」、「性暴力の一種」とさえ、私は思うのですけどねー。
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