命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「ホンマでっか!?TV」で同棲神話崩壊!
 同番組の2月9日の放送は「危ない夫婦関係スペシャル」で、私も視聴。結婚などに関して大変興味深い資料や見解がありましたので、ご紹介。

 その一つは、同棲についてのアメリカのデータ。ある学者先生が「これはアメリカのデータですが」と断った上で、同棲した後に結婚した夫婦は同棲をしなかった夫婦より離婚率が高いとのデータを紹介。会場は「えーっ」と「意外」という応答。これは同棲が「お試し婚」「相性判断実験」のように機能すると、多くが考えていることを示すことでしょう。

 その学者先生のお話では、同棲後に結婚すると、男性が女性に飽きてしまう。離婚する場合は男性から解消を切り出すことが多いとのこと。したがって、よい結婚を願うなら、女性は特に同棲をすべきではないというのが、この先生の見解。

 このデータは過去記事でも紹介していますので、ご参照を。それに加えて同棲関連の記事もご紹介しておきます。

同棲は「お試し婚」にはならない!
http://blog.chiisana.org/?eid=538091

当世結婚事情に突っ込み
http://blog.chiisana.org/?eid=955959

かたや「同棲」、かたや「童貞」
http://blog.chiisana.org/?eid=661002

 考えてみれば、同棲と結婚の違いは何でしょう。男性にとってみれば、同棲すれば、欲しいものはすべて手に入ります。逆に結婚をすると、責任や自由の制限など、マイナス要素が増えてしまうように感じます。また、女性が性関係よって相手への愛情が深まる傾向があるのに対して、男性は性関係が続くと飽きてしまう傾向があります。

 女性は同棲から結婚へという方向はクレシェンド、でも、男性にとっては、同棲から結婚への移行は、デクレシャンドというわけ。強い責任感や人生を共に生きる決断がなければ、男性にとって、同棲から結婚への移行は、気の進まない要素も多いのではないかと思うのです。
 
 女性としては、DVや異常な性癖を恐れたり、結婚失敗を回避したい思いから、安全策として結婚前に同棲をすることが、より安全なプロセスだと考えるようです。一見、理屈にあっているようですが、そうではないのが、結婚の現実のようです。

 私がかつて、相談を受けた女性は、同棲している時は彼氏から暴力を受けた事がなく、婚姻届を出したその日からDVが開始したと訴えました。そうしたこともあるのですね。

 同棲はお試し婚ではないでしょう。「嫌になったら止められる」のは恋愛です。同棲は、「結婚可能性模索期における同居型恋愛」に過ぎないでしょう。

 結婚はリハーサルできない性質のもの。それはバンジージャンプやスカイダイビングのようなもの。
準備はできるし、心構えも大切、しかし、お試しやリハは不可能なのです。結婚とは恋愛の延長線上ではない、後戻りのできない責任重大な契約であることを、覚えたいですね。

 マスコミはこうしたアメリカでの有益な情報を伝えません。この番組はシモネタが多くて、どうかとは思いますが、普段マスコミが提供してくれないような、有益かつ一定信頼度のあるデータや資料を紹介してくれるという点で、評価できると思うのです。

 結婚や家庭についての有益研究は多くありながら、なかなかメディアが一般大衆に伝えない不思議な国日本。むしろ、健全な結婚や家庭形成を妨害するような情報ばかりを流しています。そうした中にあって、娯楽的とはいえ、やはり一流の学者や専門家の見解や主張に触れることができるという面で、有意義な番組かな?とは思っています。
| ヤンキー牧師 | 今どきの恋愛と性を考える | 08:51 | - | - | - | - |
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