命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「親子別教会という選択肢」(1)

 団体によるのでしょうが、昨今のキリスト教界における「信仰継承率」の低さにはいろいろな心配をしてしまうわけです。韓国やアメリカなどでは、子どもが信仰継承するためなら、思春期などには、親とは別の教会に行くこと対してかなり寛容であるとお聞きしたことがあります。

 つまり、中高生ともなれば、親よりも友だちとの関係が優先。他教会のクリスチャン友人がクラスや近所に何人もいるような社会ですから、親を離れて友だちが集っている教会に行きたくもなるわけです。日本なら問題視されがちなこうしたことが、韓国やアメリカの多くの教会では、一定寛容な評価をされているのだそうです。

 親とは別の教会で、信仰が生き生きとしたり、自立的な信仰を持ったり、若者に特化した教会で、信仰が育まれたりするわけです。逆にこのことには、少なくない弊害も予想されますが、それは後日に記事で記しましょう。

 以前、キリスト教教育の専門家の方とお話しました。その方は、昨今の二世クリスチャンが、信仰面でも人格面でも親からの自立が不足していることを、大きな問題と考えておられました。私も日頃から「現代日本のキリスト教会とクリスチャンホームが生み出すのは、自立不足のクリスチャンと自立しているノンクリスチャン」との辛辣な見解を持っておりますので、大きく同意。

 その方は、信仰継承のためではなく、クリスチャンホームの子弟が、親から人間的にも、信仰的にも自立したクリスチャンとなるためには、親と違う教会に通わせることも一つの選択肢との見解を示されました。

 「その見解は牧師やクリスチャンの親から猛反対を受けるのでは?でも、聖書には親子が同じ教会で礼拝をささげるべきとの直接的な言及はないですね。」と私が応答。

 それに対しては、親子で同じ教会というのは、福音派の教会に強いある種の幻想ではないかとのご指摘。

 この指摘に対して私が確認。「家族全員で同じ教会で礼拝というのは、1950年代、アメリカ白人教会的幻想ということですか?」

 その確認には「そう思います」とのご返答。

 うーん、「親子同一教会」というのは、1950年代アメリカ白人教会幻想なのか?それとも、一定、聖書がスタンダードとして描いている姿なのか?当たり前、それが聖書的と思っていることを、再検討してみることは意味があるでしょう。そして、二世クリスチャンの自立不足についても、課題として受け止めてみてはどうでしょう?



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