命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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論理力、構築力、判断力欠損型男性の原因は?
 時間的余裕がないので、シリーズを中断して、最近思ったことを記します。 先日の「さんまのホンマでっかテレビ」を観ていて、自分なりにもっていた仮説が正しかったことを確認しました。

 一人の学者先生によれば、児童期に父親と接する中で男の子は、「論理力、構築力、判断力」を身につけるのだそうです。逆に言えば、児童期に父親に接する事が少なく育った男児は、大人になってもその三つが欠損しかねないわけです。

 これまで、出会ってきた男性クリスチャンや牧師の中で、「論理力、構築力、判断力」に心配なほど欠ける方々を思い返すと、(その生育歴が分かる方に関しては)確かに、父親との関係が希薄で母親との関係が心配なほど濃密なままで育った男性ばかりです。

 どうしてこんなに聖書にたった論理でなく、衝動や感情による言動が多いのかとびっくりする男性クリスチャン。

 説教や公に説明や報告をする際に、言葉数ばかりが多くて、構築がなく、理解できない話し方をする男性クリスチャン。

 自分の好き嫌いや感性で物事を決めてしまい、クリスチャンなのに聖書的な是非、評価基準、優先順位で客観的な判断のできないクリスチャン男性・・・。

 思い返すと、父親との接触が希薄で、母親が支配的か母親との関係が濃密なクリスチャン男性ばかりが思い浮かびます。読者の皆さんはどうでしょうか?同じような観察結果でしょうか?そうでもないでしょうか?

  こうしたことは、生育暦を考慮して暖かな理解と寛容な心で受け止めるべきでしょう。しかし、こうした男性クリスチャンが牧師、役員、上司などの役割につくと、困難が起こりがち。論理性があり、構築がありそれに基づく判断は、普遍性があり構成員は共有できて一致が保たれます。しかし、リーダー個人の衝動、感情、好き嫌い、きまぐれは、共有できず、それは構成員の一致を破壊しかねません。あるいは困ったリーダーとして、構成員から評価を受け、あきらめと寛容によって、働きを継続するようになることも。

 本来、こうした問題は、みことばや交わりの中で取り扱いを受けて、次第に完全克服されるべきなのでしょうが、こうした生育歴が、みことばの介入や聖霊の働きさえも、はねつけてしまっているのでしょう。カウンセリング等の方法論が有効なのでしょうが、当人が問題だと認めなかったり、課題として向き合う気がないとこれまた大変。

 日本は世界一の母子密着家庭だと言われています。父親の長時間労働は深刻な問題を生んでいるのかもしれません。女性のパートナーとして、あるいは夫婦の頭として、男性に大いに求められるのは、聖書に立脚した「論理力、構築力、判断力」でありましょう。「衝動、感情、好き嫌い」がそれにとってかわるなら、女性に多く見られる欠点や弱さ(私の偏見ならゴメンナサイ)を助長してしまい、それを補う「助け手」の役目は果たせないでしょう。

 聖書によれば、育児の第一責任者は母親でなく父親です。中心的人生観、価値観を教えるのは男親。そしてそれは、おのずと子どもが「論理力、構築力、判断力」を身につけることにつながります。私の観察では、母親はどうしても感情的言動が多く、そうした力を身に付けさせるのには適さない傾向が強いように思います。

 父親の責任を果たすには、厳しすぎる状況の日本社会であります。それでも、何とか聖書基準の子育てにチャレンジしたいもの。妻たちにはチャレンジする夫を応援し励ましていただきたいもの。そして、とりわけ男児を聖書に立脚した「論理力、構築力、判断力」を持つ大人のクリスチャン男性に育てられたらと切望するばかり。そう、福音の光が育児の世界に差し込むこと、福音の力が日本の状況や肉性を克服することを期待し、願っています。
| ヤンキー牧師 | 男性(心理と性)理解のために | 23:19 | - | - | - | - |
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