命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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蛇としての信仰継承の重要性
 先日、ある教会で牧師も信徒も交えて10名ほどでお茶を飲みながら、信仰継承について語り合いました。一人の牧師の発言にハッとさせられました。それはこんな内容の指摘。

 「教会は、次世代に対してハトのような純粋な信仰を継承しているが、蛇のような知恵という面での信仰継承はできていないのでは?」

 鋭い、そして痛い発言です。純粋な信仰だけを継承しても、現実社会で信仰者として生きる知恵を伝承しないと、厳しいですね。確かにこれでは実社会に出て行って戦い証しするクリスチャンは育ちにくいでしょう。特に日本社会において男性クリスチャンが信仰を証しして歩む事は並大抵のことではありません。

 もしかすると、蛇のような知恵を先輩男性クリスチャンやクリスチャンである父親から伝授されないことが、男性の信仰継承率の低さや社会に出てからの男性の教会離れの一因なのかもしれません。

 ここまでは世と妥協したが、ここまではしないで戦うことで、証しをしてきたという体験談はとても意義があるでしょう。そのバランスの目安やそのための具体的な知恵の紹介などは次世代の大きな力でしょう。

 また、先輩男性クリスチャンが、社会生活において決して優等生であるとは限りません。ですから、たとえば、自分は会社ではクリスチャンであることを隠し続けてしまい証しができていないなどの体験談も意味があるでしょう。また、配慮に欠けた証しで周囲をつまずかせたなどの失敗談なのか武勇伝なのか分からない「伝説」もよいでしょう。

 成功も失敗も含めて、とりわけ社会経験を持つ男性クリスチャン達の試行錯誤や具体的な知恵が、「へびの賢さ」の面での信仰継承につながればと願います。信仰内容の伝承だけではない、信仰実践の継承、誤解を恐れず言い換えるなら「聖なる処世術」(世に調子を合わせぬ連帯)の伝承も、生き生きとした信仰継承のためには、欠かすべからざるものではないでしょうか?



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