命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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自立を忘れた子育ては後ろの山に棄てましょう(3)
 子育てセミナーで繰り返し訴えているのは、「父母を離れ」という自立について。

「子育ての目標は自立です!」
「子育ては子別れです!」  
「夫婦は愛して一つになるのです。子どもは愛して離れていくのです。」

 そして辛辣なる定番フレーズ。
「自立に向けて育てない子育ては、育児とは言いません。それは育児ではなく飼育というのです」

 子どもを「自分たちを楽しませてくれる存在」と位置づけている親などは、「育児者」でなく「飼育者」でありましょう。それは子どもに対するペット扱いでしょう。そうした発想が徹底すれば、「楽しませてくれず、いらだだせるなら育児放棄や虐待」ともなりかねません。いつまでも近くにおいてかわいがるのなら、出産育児などせずに、犬猫を飼えばよいのです。

 出産育児を目指すなら、「子どもは必ずしも親を楽しませるとは限らず、反抗し、苦労させながら、親を離れていく存在」との覚悟とその中にも喜びを見出せる程の人格成熟度は、できれば欲しいもの。

 そこで、最近の育児講演会では、さらに辛辣なフレーズを追加しています。

「はい、育児と飼育何が違いますか?」

しつけなら、犬でもします」

習いごとなら、お手とか、犬でもします」

「しつけ、習い事、勉強、学歴を与えることなら飼育と変らんでしょー」

 しつけ、習い事、勉強、スポーツ、学歴、能力、所有を与えるのが育児なら、犬を飼って、訓練してコンテストで入賞するのと本質的に変らないでしょうが。

 そこで、私なりの正解発表。

「一つは自立の有無です。おたくの犬は自立しますか?『ご主人様、お世話になりましたワン、今日からは、自分ひとりで餌をとって生きていきます』と宣言して家を出ますか?犬は一生、飼い主に依存します。それでいいのです。ペットですから。でも、お子さんはそれでいいんですか?」

「もう一つは『どちらが先に死ぬか?』です。ペットは大抵、飼い主が先に死ぬから、自立しなくてもいいのです。しかし、人間の子どもは大抵、親が先に死にますね。その時点で自立して社会参与できていなければお子さんはどうなるのでしょう?それは、親として決してしてはならないことですね」

 
 これをお読みいただき、「やばい」と思った皆さん。ご自身がやばいなら、さっさと後ろの山に棄てましょう。お知り合いに「やばい方」がおられるのなら、何かの形で、このシリーズを用いていただければ感謝なことです。


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