命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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動物的本能として説明される男女の性の違い
 「あなただけとすがって泣いた」とか「お別れするより死にたいわ、女だから」とか、演歌が描く女性は一人の男性に執着します。逆に男性のほうは「北の酒場どおりには長い髪の女が似合う」と浮気願望を抱いたり、「芸のためなら女房も泣かす、それがどうした文句があるか」と浮気の開き直りや逆切れ。極端でステレオタイプとは思いますが、やはり演歌は男女の性の違いを見事に描いております。

 確かに健全な女性たちの多くは、一人の男性との深い関係を願うようです。好きではない男性との性関係はもてないもの。しかし、健全な男性の方は、どうも本能の部分には、多数の女性との性関係を願う要素は否定しがたいでしょう。悲しいかな男性の多くは、ストライクゾーンに入り支えすれば、好きでもない女性との性関係が持ててしまいます。男性がそうならず、一人の異性と絆を形成できるのは、誠実さや自己規制や結婚という契約があってのこと。

 ですから、女性は性関係が成立すると、いよいよ相手男性に執着。逆に男性は「釣った魚にえさはやらない」とばかりに、相手女性への思いは半減、他の女性に目移りが・・。「一人の異性との関係の継続と深化を願う女性」と「他の異性との関係に走り勝ちな男性」という違いは残念ながら現実。女性の「一人と深く」に対して男性の「浅く多数」は本当のこと。 

 一般的にこうした男女の違いは動物的本能によって説明されます。メスは、性関係を持ち、妊娠すると、出産までオスに養われ、守られる必要があります。つまり、出産までオスに浮気されたら、自分の生存さえ危ういのです。それに対して、オスは、できるだけ確実またできるぎけ多く、自分のDNAを後世に残そうとします。そこで、特定のメスと性関係を持てば、別のメスとの性関係をもつようになるというわけです。そのように人間における男女の性の違いも、動物的本能に根ざすという説明がよくされます。

 罪の侵入によって、人間の性と生殖についての本能も、堕落してしまったのでしょう。他者愛であるはずの性が、男女とも自己保身や自己中心に転じてしまったと考えるべきなのかも。罪人にとっては、神が定めた相互独占的な結婚という契約関係は大きな苦痛だろうと思います。また、「自分の思いに正直であれ」とかと言えば、すぐに結婚は崩壊でしょう。結婚のために自分の思いを抑えたり、捨てたりしなくては・・・。

 逆に言えば、相互独占的な結婚制度によってのみ、こうした罪で堕落した本能を超えた「他者愛としての性」が回復されるのではないかと思うのです。また、よき結婚のために意志的努力が、自己な感情や自分の思いに優先するなら、私たちの罪深い本能に根ざす危険は克服可能なのでしょう。
 

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