命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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キリスト教会イロモネア(5)デシャバル・バイオレット・No.1

 本日の色はバイオレット紫色であります。元ネタは、桑名正博の歌った「セクシャル・バイオレット・No.1

 そこのお若いの、桑名正博をご存じないってか?この方、金持ちのボンボンです。いろいろあって、ロックミュージシャンになりました。メジャーヒットもあります。薬物でパクられたことも。その後、アン・ルイスと結婚し、やがて離婚。二人の長男である美勇士(みゅうじ)は、最近テレビ出てるようですね。両親が、桑名とアン・ルイスですから、生まれも育ちもロックです。現在、桑名さんは、会社を継いで社長さん。実は、かなりの社会慈善活動もしておられるとか。
 
 前置きはここまで。「デシャバル・バイオレット・No.1」であります。これは自分が一番でないと気が済まないクリスチャンのこと。あるいは自分が中心であったり、自分が注目をあびないと喜べない信仰者のこと。逆にいえば、他者が用いられ、評価されるために、支えたり、助けられないクリスチャンです。他者が用いられ評価されるとをそれを素直に喜べなかったりします。
 
 教会はキリストの体、ひとりひとりは各器官ですから、教会の交わりや働きにおいて、個人はチームプレイが当然。自分でヒットやホームランを打つでなく、送りバントを喜んで確実にできることが大切。ところが、デシャバル・バイオレットNo.1は「ここは送りバントでしょー」という場面で、一発長打を狙うのです。自分がお立ち台に立って、ヒーローインタビューをうけることをチームの勝利以上に願っているのです。キリストの栄光のために、送りバントできないクリスチャンは、一器官として機能しないばかりか、体全体の機能を低下させます。
 
 ある学校のブラスバンドでのこと。優秀な成績をあげながらも、伸び悩んでいたとき、顧問の先生はそれまでファーストを吹いていた生徒とセカンドやサードを吹いていた生徒を、役割交代させました。最初は戸惑い、全体の表現も調和を欠きました。しかし、しばらくすると、元ファーストの生徒たちが、自らの役目を自覚し、優れたバンドになったそうです。その後、しばらくして元のパートに戻したとき、そのブラスバンドは、飛躍的に優れた演奏をし、それまで以上に高い評価を受けたのだとか。
 
 言うまでもなく、各楽器で最も力量の高かった生徒が他の生徒を活かすための演奏や表現、心構えを獲得したからでしょう。自己表現を捨てて、控えめな演奏で全体としての音楽表現を高めることを体得したということに違いありません。

 そう考えますと、紫色で目立ちたがりの方は、黒子に徹するように神様に導かれたり、そのように強いられることもあるのでは。でも、それは、本当の意味で活躍し、用いられるために必要不可欠なプロセス。

 そうです。「デシャバル・バイオレット・No.1」は、卒業すべき一過程であって、神様が願われるクリスチャンの継続的なあり方ではおよそないことを覚えたいものです。


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