命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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障碍者への暴力事件を描いた映画「トガニ」
 本日はあるところで、中日新聞を読むと、ショッキングな記事が。今、韓国で「トガニ(るつぼの意味)」というタイトルの映画が、話題となりかなりの観客動員だとか。

 ショッキングなのは映画の内容が実話に基づくこと。それは韓国の光州のろう学校において2000-2005年に起こった事件で、教師が聴覚障害者である生徒に性的暴行を加え続けていたというもの。被害生徒は10人近いとされるそうです。

 問題なのは、加害者教師たちが、執行猶予付き判決や処罰なしに終わったこと。学校側の組織的隠蔽や司法側の障碍への理解不足などが、問題視されたようです。メディア報道や世論の後押しもあり、警察の再捜査着手も発表されたのだとか。詳しくは下の関連ニュースで。

「トガニ」の予告編はこちら
http://www.youtube.com/watch?v=FTeKmBuN8pk

映画の反響と紹介を扱った新聞記事はこちら。
http://www.asahi.com/showbiz/korea/AUT201109290061.html

 障碍者の自立を願い、将来を助け、支えていくはずの教師が生徒へ性暴力とは論外でしょう。こうした性暴力は単なる性欲の問題ではありません。性欲以上に支配欲が本質だろうと思います。支配欲を性的方法で充足させるというタイプの性暴力なのだろうと推察するのです。戦勝者と敗者、社会的強者と社会的弱者など、力の差が大きいほど、男性はこうした誘惑に襲われるようです。

 日本でも上映やテレビ放映になるといいですね。かなり昔ですが、野島伸司の「聖者の行進」は、知的障碍者の奴隷労働、性的虐待などを描き、ショッキングであると共に、話題となりました。一定、実際の事件をベースにしていたと記憶しています。

 愛の絆のための性を、弱者への支配手段としてしまう、それが強者が誘惑を受ける罪のひとつであろうと思います。


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