命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
<< 中京テレビを視聴可能な皆様へ、あと1時間少しで特別養子の特集 | main | 「彼氏から求められて・・・・」に対してのこれぞベストアンサー >>
中京テレビ「特別養子縁組」の報道に感謝

 たった今、見終わったばかりです。福井県在住の養子家族の現状が、伝えられていました。何より、血のつながった親による虐待や育児放棄が増加する中で、血のつながりのない子どもを受け止め、「好きだから守りたい」「この子のためにだけ生きていける」と語る養親の姿が、特別養子縁組制度の意義を伝えているようでした。

 今回の報道では、親と生活することのできない子どもの数は全国で3万4000人。乳児院や児童福祉施設で暮らすそうした子どものうち、里子などで、家庭で育つのはたったの一割に過ぎません。それは、里親や養親の希望者が少ないからではありません。希望者は登録されているだけでも全国で7000人もいるのです。

 番組では、愛知県は他県にさきがけ、新生児委託をしていることを紹介していました。年間約10件だとか。他県では、障碍などの判明する2歳頃まで、乳児院で過ごし、その後に養子として、委託します。しかし、愛知県は、早くから家庭で育つことの大切さを優先し、勇気をもって、新生児委託を実行していました。

 特に近年は2歳までの段階で特定の大人に育てられることが、いかにその後の成長に重大な影響を与えるかが科学的にも明らかになってきたおり、愛知県の長年にわたる試みは、高く評価されているようです。今年の三月には、厚生労働省も各地域の児童相談所に、出産前から妊婦の相談にのり、場合によっては新生児を養子音組みするという愛知方式を、今後、試みるようにとと通達を出しております。

 今回の放送を通じて、特別養子縁組という選択肢が広く知られることを願っています。さらに、その背後にある親と暮せない子どもたちのことを知っていただきたいのです。その子どもたちの6割は被虐待児です。つまり、虐待を受けながら、親権を放棄してもらえないために、暖かな家庭で育つことのできない子どもが大半なのです。ですから、産みの親が子どもの幸せを考えて親権を手離せば、多くの子どもたちが家庭で愛を受けて、幸せに育っていくだろうという現実にも、目を向けて、日本における親権のあり方が論議されたらとも願います。

 少子化や不妊夫婦の増加、さらには虐待の増加などを受けて、ますます、この件は、注目され、重要性が今後認知されていくと思います。これからもメディアが良心的にこのことを取り上げてくださり、世論形成しを社会を変えていく一助になることを願い祈るばかりです。

| ヤンキー牧師 | 育児・信仰継承・家庭・養子 | 17:43 | - | - | - | - |
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
2627282930  
<< November 2017 >>
+ RECOMMEND
+ RECOMMEND
+ SELECTED ENTRIES
+ RECENT COMMENTS
+ RECENT TRACKBACK
+ CATEGORIES
+ ARCHIVES
+ MOBILE
qrcode
+ LINKS
+ PROFILE