命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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日本シリーズは「砂の女」状態である

 犬のお父さんは、あまりの不条理に、居酒屋で連夜のやけ酒でありましょう。戦力では一枚も二枚も上なのが明らかなのに、ダブルエースでの連敗。しかも、中盤までノーヒットや一安打と圧倒しながら、7回と10回の得点で敗戦という非日常的ゲーム展開。最後はお家芸の2−1

 落合監督の采配か、はたまた谷繁捕手の頭脳か、バットのテープにまでクレーム付けられ、起爆剤と期待された内川選手も不発のまま、ロースコア。まさにドラゴンズワールドに引き込まれてしまったホークスであります。

 通常こういうのは、「あり地獄のようにドラゴンズ得意のゲーム展開に・・・」とたとえられるのでしょう。今回のシリーズはそれどころではない!あまりの恐怖、不条理、非日常。これは、「あり地獄」ではなく阿部公房の「砂の女」であります。この1,2戦は現代日本プロ野球にとってはシュールですらあるのでは?

 阿部公房の「砂の女」がお分かりにならない方はこちらをご参照下さい。

http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A0%82%E3%81%AE%E5%A5%B3

 12球団最低得点で日本一を目指そうというチームなのだから、通常の野球観から見れば、不気味恐怖、不条理、非日常、そしてシュールでありましょう。こんなに点を取れないのに、怖い球団がこれまであったでしょうか?この作品、砂の女と砂の社会から逃げようと試みた主人公が、最後は、すぐに逃げる必要はないと判断するに至り、逃げることなく、終結するのです。というわけで、戦いの場が名古屋に移っても「砂の女」状態からは逃がしませんぞ。そう、逃がすことなく、このシリーズ終結を願うばかり。そして、落合野球は野球界における純文学の世界に到達するのであります。(どういう締めじゃ?)

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