命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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育てよう健全信徒(15)てるてる坊主クリスチャン
 明日が晴れるように願って、天候をも支配しておられる創造主なる神様ではなく、てるてる坊主に願いを託す・・・・そんなクリスチャンのことではありません。それは、てるてる坊主クリスチャン、それは童謡「てるてる坊主」の如き信仰姿勢のクリスチャンのことであります。

 皆様ご存知の一番の歌詞は以下の通り。

,討襪討詼啓 てる坊主
あした天気に しておくれ
いつかの夢の 空のよに 晴れたら
金の鈴あげよ

 願いを叶えてくれたら、褒美を与える神様、どっちが「主」でどっちが「従」なのでしょう。願いを託し、実現したら、褒美をつかわすのは、王様と家来の関係。これはどう見ても、人間が上でてるてる坊主が下です。そのように自分の願いを実現してくれたら、忠実に信仰生活を送るというのが、てるてる坊主クリスチャンの基本姿勢。

 この同様の怖いのは三番です。人間の本性というか、偶像礼拝の本質が描かれていて怖いです。

てるてる坊主 てる坊主
あした天気に しておくれ
それでも曇って 泣いてたら
そなたの首を チョンと切るぞ

 人の願いの実現のための手段、それが偶像礼拝です。自分の願いを祈っても、それが実現しなければ、信仰を離れる、教会を変る・・・。それは、偶像礼拝と本質的に大差ないでしょう。

 クリスチャンですから、信仰対象は正しいのです。しかし、信仰姿勢が間違っているのでしょう。いいえ、きっと正反対、主と従逆転であります。一見正しい信仰対象と信仰姿勢の逆転、それが、てるてる坊主クリスチャンの特徴。

 偶像礼拝とは、仏像や神棚に手を合わせ拝むことだけではないのは、聖書をお読みの皆様はご存知の通り。自分の願い通りに働いてくださる神だけを神とし、そうでない神を認めないければ、それは立派な偶像礼拝。聖書が「おのが腹を神とする」と表現している通りです。

 この繁栄指向の時代と社会にあっては、自己実現が神実現にとって代わり、おのが腹を神とし、神に仕えず神を自己実現のサポーターとし、人に仕えず、人を自己実現の召使としかねない、そうした誘惑は絶えずあり、誰もがその危険に面している自覚を持ちたいと思うのです。

 軒下やベランダにてるてる坊主を目撃したら、ノンクリスチャンの偶像礼拝として、受け止めるだけでなく、自らの信仰姿勢のチェックとするよいチャンスにもなるのでは?
| ヤンキー牧師 | 健全信徒・教会・コリント化シリーズ | 22:18 | - | - | - | - |
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