命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「猿の惑星に学ぶ」弱者犠牲による強者の富の享受構造
 最近ある方のメッセージをお聞きして、感銘を受けました。その中に映画「猿の惑星」が登場。宇宙船が着陸した猿が人間を支配し奴隷とする惑星、ラストシーンは、それは地球であったというのが第一話。

 映画化されるもととなった小説の作者はフランス人のピエール・ブール。彼は東南アジアで以前はゴム園で現地人に奴隷労働をさせ、富を享受していた経営者。しかし、やがて日本軍の捕虜となり強制労働をさせられる立場に一転。

 この経験が「猿の惑星」につながったのだとか(ちなみに、もう一つの有名映画「戦場にかける橋」も同様)。じゃあ、日本人は猿扱いか?というツッコミもあるわけです。強者が弱者を犠牲にして、富を享受する構造。その構造の中で、強者の立場から、弱者の立場に転じた原作者。

 このことをお話になった説教者は、原発事故以来、自分が享受してきた電力の背後に弱者を犠牲にする現実があったことを知り、葛藤してきたとのこと。そのこととのつながりで、創世記1章28節を取り次がれました。「地球環境を、他の命との関係で人類はどう治めるか?」そのことの重要さを聖書的で現代的な課題として重く受け止めさせられました。

 私も同様の問題意識を持ってきました。以前、記事にしたのは以下の通り。
「弱者犠牲の上に生きながら、その事実を見ないで済むシステム」
 http://blog.chiisana.org/?eid=1407777

 「猿の惑星」が描くものは、現代的で切実な問題、今、日本が直面している極めて現実的な問題、さらには人類の最初からの聖書的課題であることを思います。
| ヤンキー牧師 | キリスト者として考える社会事象 | 12:19 | - | - | - | - |
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