命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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親と暮せない子どもたち、新たな傾向?

 以前、ある方からお聞きしたお話し。その方が地元の児童福祉施設を訪問。親と暮らせない子どもたちが生活をしているのですが、子どもたちを見るとある傾向が明らかだったそうです。

 まず、三分の一は、黒人系民族とのハーフ、次の三分の一は双子、最後の三分の一はそれ以外。これは外見で判明することですから、間違いないでしょう。

 児童福祉に一定かかわるこの方によれば、こうした傾向は、この施設だけのものではないそうです。それ程でなくても同様の傾向があるのでは?というのが、その方の見解。

 黒人系の男性との間で妊娠し、その後、シングルマザーで育てることになるのですが、予想や覚悟より厳しい現実に、家庭での育児を諦めるそうです。黄色人種や白人とのハーフであれば、乗り越えられたであろうに、黒人とのハーフの子どもの場合はそうはいかないというのが現実のようです。日本社会の一員としては、相手男性や母親だけを責めてはならない要素を覚えます。(海外養子には多様な評価がありますが、私はこうした場合は、欧米社会で子どもが生活する道が、ベストとの考え方もあるかと思います。)

 また、驚いたのは双子の場合に、育児放棄をする夫婦や母親がいるということ。これは既にカナダやアメリカでは問題となっている現象だそうです。未成熟な母親が、赤ちゃん一人なら育てるが、双子なら育てたくないと責任放棄するケースが増加中なのだとか。それが、日本でも既に起こってきているということらしいです。

 多民族社会化し、経済格差が生まれ、母子家庭への支援が乏しい日本社会には、こうしたケースを増加させる要素があるのは確か。でも、芽生えたいのちには責任も落ち度もありません。性がいのちを芽生えさせる可能性があるのだから、芽生えるいのちへの責任がとれない相手や関係や環境の中での性行為が、最終的には、中絶や育児放棄などに結びつくことを忘れてはならないでしょう。

 こうした場合、「無責任な母親」、「未熟なシングルマザー」として、表面に出てくる女性たちばかりが、問題視されます。しかし、それ以上に問題視されるべきは、男性の側でありましょう。なぜなら、自らが芽生えた命に対して責任を放棄しているだけでなく、女性が責任放棄せざるをえない環境を作り出しているからです。これは、二重の意味での無責任身勝手と言わざるをえないでしょう。 

 大人の無責任や身勝手な行動が、子どもを傷つけていく、新たな傾向、何ともやりきれない思いです。

| ヤンキー牧師 | 妊娠・出産・不妊治療 | 21:31 | - | - | - | - |
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