命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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牧師逮捕〜「聖なる大義名分による違法行為」を考える
 残念なお知らせです。これまでにないタイプの牧師による犯罪行為なのかもしれません。東京キリスト生命教会牧師の青山金信容疑者(51)が逮捕。
 
 日テレではニュース番組で扱ったようです。動画と容疑の概要はこちら。
 http://news24.jp/nnn/news89031057.html

 風俗店員として働く韓国人女性宣教師と偽って、ビザ申請し、一件当たり150万の謝礼を受けていたのだとか。青山容疑者は「教会をつぶしたくなくて金に目がくらんだ。逮捕は神のお導きだ」と話しているそうです。

 個人的には、「教会をつぶしたくなくて」には心痛むやら、トホホやらです。これまでの牧師不祥事との大きな相違点は、犯罪組織に協力していると予想される点です。女性当人が150万を支払えるはずがないので、仲介者の存在は明らか。さらにその紹介者は犯罪組織であることが予想されます。その意味で、これまでの牧師不祥事と異なり、別の面での社会的責任は大きいと言えるでしょう。

 とは言えこの件はキリスト教会全体で受け止めるべき課題でありましょう。今後は、ビザの不法取得ほう助を、疑われる一部の外国系の教会が出てくる可能性を危惧します。つまり、教会を通じて、宣教師の名目でビザを取得しながら、実質的には別の職業や立場を持っているケースなどが摘発される可能性です。

 さらに、こうした事件は、他人事ではないだろうと思うのです。「教会」や「神の働き」という大義名分によって、ある程度の不正やごまかし、あるいは違法行為を正当化するようなことは、決して少なくないのでは?牧師不祥事に限らず、教会施設の不法建築、教会の不正経理から、教材DVDや賛美CDの違法コピーに至るまで、重大な犯罪行為でないだけで、本質は今回の事件と同様ではないかとも思うのです。

 「聖なる大義名分による違法行為」、そのことはすべてのキリスト者と教会が、気をつけなければならない落とし穴ではないでしょうか?そんなことを今回の事件から思いました。
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