命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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某国ミサイル問題の共通項としての牧師説教問題?

 ここ数日、メディアのトップニュースは某国のミサイル発射関連ばかりであります。その報道内容に触れながら、思った事は・・・・。

 「これって、時に、信徒の皆さんからお聞きする牧師の説教への苦情と共通だなー」

 ということ。

 信徒の方からの訴えによれば、極一部の牧師の説教は「某国のミサイル発射のごとし」であります。人工衛星という名目で実質はミサイルであるように、説教という名目で、実質は証しや講話や世間話なのであります。どうも、一部信徒の報告によれば、ある牧師は、御言葉の解き明かしとは別の内容の話を、「説教」と称して、ミサイルのごとく講壇から会衆に向けて発射しているそうです。

 では、その「名目上の説教」がどうなっているかと言えば、これまた、某国発射のミサイルのごとくであります。発射台は聖書の言葉なのですが、その軌道は発射直後から、逸脱してしまうのです。聖書の言葉が意図することとは別のお話しが始まります。

 しかも、聖書のテキストに従った展開、構築、一貫性などがなく、某国のミサイルが10個の破片に分解したように、その説教は、いつくもの断片に分解。そして、その名目上の説教はミサイルのように発射後、1分程度で、会衆の心に届く前に海に沈没

 某国のミサイル発射は、いよいよ某国を国際社会から孤立化させると言われておりますが、こうした某国のミサイル発射のような説教が毎週続くと、その説教者も教会の交わりから孤立化する危険性があるわけです。

 心ある信徒が愛をもって謙遜にご忠告下さっている間に、真剣に改善を試みればよいのですが、そうした努力をしないと、亡国が国際社会から何からの制裁を受けると予想されるように、説教者である牧師が、会衆から制裁を受けることも予想されます。

 説教中に週報を読み始める、あくびをする、居眠りなどは、軽レベルの制裁です。それらは、制裁の意図を持たぬ信徒側の問題という場合もあるでしょう。しかし、そうした制裁的な意思表示を見逃してしまい、改善努力をしませんと、次には信徒の教会移動という制裁が始まります。場合によっては牧師交代という制裁も起こりかねません。(正確には制裁ではなく、やむをえない応答あるいは信徒としての最後の権利行使なのでしょうが)

 「優」や「良」のレベルの説教でなくてよいのです。「不可」でなく「可」でさえあれば、こうした問題は回避できると私は思います。しかし、やはり、「不可」のレベルですと、真面目で忠実な信徒も忍耐に限界があるもの。

 説教者は「人工衛星」と称するなら、人工衛星を発射して、宇宙の軌道に乗せるのが、最低限の使命なのでは?それとは別のミサイルを発射して、分解、一分後に沈没では、国際社会からヒンシュクをかい、待ち受けるのは孤立と制裁であります。

 「聖書の言葉から発射して、逸脱することなく、聖書の軌道に乗せて、語り続ける」

 これが、説教者の可と不可合格と不合格の分岐点ではないかと、某国のミサイル問題から、思った次第であります。

 信徒の方からお聞きする牧師の説教への不満にはこうしたレベルのものが時にあります。優劣以前に「説教として成立しているか否か?」のレベルでの不満です。辛辣な言い方かもしれませんが、そもそもが説教観の問題、正しく聖書が読めているかどうかのレベルの問題かと思います。説教者であるが故に牧師が、孤立と制裁の道に歩まないようにと願うのは当然のこと。それに加えて、成熟した信徒が、不満の訴えではなく、忍耐と愛の祈りと励ましを通じて牧師説教者の成長を助けていくことをと願ってやみません。

| ヤンキー牧師 | キリスト教界(論説読みきり) | 18:44 | - | - | - | - |
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