命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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「〇〇の大好きな〇〇」(2)
 二回目は「〇〇の大好きな信徒」を考えてみました。

献金が大好きな信徒」
奉仕が大好きな信徒」
伝道が大好きな信徒」
料理が大好きな信徒」
ケーキ作りがが大好きな信徒」
会堂清掃が大好きな信徒」

 これらは、一見よさそうに思えますが、実は、組織としての教会、あるいは牧師にとって、好ましい、都合のよい信徒に過ぎないのでは?

 献金、奉仕、伝道すべて、よいことでしょうが、問われるのは、その動機です。汽灰螢鵐硲隠馨錬垣瓩蓮全財産を貧困者に分け与えても、わが身を火に焼かれるために与えても、「愛がなければ、何の役にも立たない」と一刀両断であります。究極の自己犠牲や献身に見える行為も、動機が愛以外のものであるなら、神にとってはそれは役立たずの自己犠牲と献身に過ぎません

 人間はあまりに罪深いので、愛以外の動機で、全財産を放棄したり、わが身を火に投げ込むこともありえるのです。人の賞賛を求めて、全財産を寄付する金持ちもいるでしょうし、抗議や憎悪の表現として焼身自殺をする人々もいます。

 残念ながら、献金、奉仕、伝道に熱心でも、それが劣等感の反動、他者の目を気にしてのこと、罪悪感の払拭、行為による自己義認、教会の場を借りた自己実現、 別の使命放棄の償いなどの場合も。

 だとすれば、「神様と隣人が大好きな信徒」がいいのでは?。汽灰螢鵐氾には、能力・所有・賜物でなく、その使用動機であるが大切なのですから。

 他にも、よさそうですが、それだけではどうかと思うわれるがあります。

聖書が大好きな信徒」
 絶賛したいですが、祈りと証しが大嫌いで、聖書の言葉を実行しないなら考え物。

デボーションが大好きな信徒」
それ自体は賞賛に値するでしょうが、そこでの発見や悟りが、実生活に影響がないならどうかと思うわけです。

 もし、私が一教会の牧師で、神様から「〇〇の大好きな信徒を五人送ろう、〇〇に好きな言葉を入れなさい」と求められたら、こう答えるでしょう。

礼拝と証しの生活が大好きな信徒をお願いします」

あるいは・・・
神の栄光を現すのが大好きな信徒ということで一つよろしく・・・」
となるでしょうか。

 私なら、正しく健全な動機に基づいて、実生活で真理を体現する信徒を願うでしょう。それが、長い目で見て着実な宣教と教会形成につながると考えるからです。
| ヤンキー牧師 | キリスト教界(論説シリーズ) | 11:23 | - | - | - | - |
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