命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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マリヤは一時の恥、マルタは一生の恥?
 ルカの福音書10章の38節以下には、マルタとマリヤのお話しが記されています。結局、このお話しを通じて神様は聖書読者に何を伝えておられるのでしょう。確か、作家の亀井勝一郎氏は「マルタは世話女房タイプで、マリヤは恋女房タイプ」と評したと記憶します。それは見事かつ適切な性格分析でしょうが、神様は「あなたはマルタタイプ?それともマリヤタイプ?」と性格分析を為さりたいわけではありません。

 イエス様ははっきりと「どうしても必要な事は一つ、マリヤはよい方を選んだ、取り上げてはいけない」とおっしゃっています。これが結論で間違いないでしょう。つまり、この話の目的は、性格の類型化ではなく、どちらを選ぶかという選択の大切さを示すことでしょう。静まり主の語り掛けを聞くという最重要行為として、主のための活動に優先して選択するようにと命じているのです。

 そこで思いついたのが、今回のタイトル。

マリヤは一時の恥、マルタは一生の恥

 私たちがマリヤのようだと、教会生活で、マリヤのように「奉仕しない」とか「協調性がない」とか、誰かに叱られたり、悪く言われるかもしれません。でも、それは一時の恥。地上の生涯での期間限定の恥。一方、地上の生涯をマルタモードで過ごしたらどうでしょう?イエス様に再びお会いした時、休みなく主のために働いてきたと自他共に認めるクリスチャンは、再臨の主の前に立っとき、こんな会話になるかも・・・・

再臨のイエス 「あなた一生マルタでしたね」
一クリスチャン「はい、あなたのために休みもないほどに働きました」
再臨のイエス 「その気持ちは、うれしいんだけどねー」
一クリスチャン「厚かましいとは思いますが、忠実な僕だと、褒めていただけないんですか?」
再臨のイエス 「あのねー、あなた、聖書のマルタとマリヤの話、読んだことあるの?」
一クリスチャン「はい、何十回と読んで、メッセージも何度も聞きました」
再臨のイエス 「じゃあ、何で、ずっとマルタしてたの?」
一クリスチャン「・・・・・」
再臨のイエス 「しかも、御言葉を聞いて恵まれても、奉仕しない兄弟姉妹を心の中でずっとさばいていたでしょう」
一クリスチャン「・・・・・全部、お見通しだったのですね」
再臨のイエス 「マリヤの選択をして欲しいと、はっきり聖書で示したのに、私は悲しいです。」
一クリスチャン「少しは、分かっていたのですが・・・」
再臨のイエス 「やっぱり、実行してくれなくちゃーねー」
一クリスチャン「申し訳ありませんでした」

 この妄想の通りの事実が起こるとは思いませんが、少なくとも真理のある一面を表現しているとしたら、やはり、「マリヤは一時の恥、マルタは一生の恥」でありましょう。

 人に悪く思われたくなくて、マリヤに徹しきれず、マルタ化しやすい私たち。
 マルタのように活動に追われ、焦点が定まらず、他者をさばきかねない私たち。
 マリヤであることを主が望んでいると知りなら、時にマリヤになろうとせず、マルタを選ぶ私たち。

 常にみことばを心に主の御心を確認し、正しい選択をしなければと思います。たとえ、一時の恥をかいても、主の御心であるマリヤモードで地上生涯を過ごしたいもの。間違っても、マルタモードで生涯を終えて、主の前で一生の恥をかかないお互いでありたいと願います。
| ヤンキー牧師 | 信仰エッセイ | 15:05 | - | - | - | - |
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