命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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育てよう、健全信徒(21)〜不可能姉妹
 日本人離れした美貌とプロポーション、財産とファッション芸能界での地位もあるのでしょうか?美と富と地位を兼ね備えたゴージャスな姉妹。それは「可能姉妹」ならぬ「叶姉妹」であります。

 一方、教会で時にお会いするのが、「美」や「富」や「地位」などの有無と無関係に、「私はだめ」「私はできない」「私は変らない」と確信してしまっている「不可能姉妹」であります。「主にあっても不可能」「祈っても不可能」「聖書にそう書いてあっても自分だけはダメ」と聖書以上に自分に対しての思い込み信仰の基盤を置いておられる姉妹であります。

 日本人女性のセルフイメージは、国際的に見ても極めて低いと言われます。自己価値について中高生に質問すると「自分には価値がない」と答える数は、日本の中高生がダントツの一位だそうです。どうも、日本の社会には、子どもに自己肯定感を与えない言葉、自己価値を否定するような言葉ばかりが、氾濫しているようです。とりわけ女性は今でも、「他者の意に沿うことが女性の自己価値」との価値観が根強くあるようです。

 周囲が、健全な聖書的セルフイメージを持つように助けて差し上げること、聖書的な言葉で、正しい自己肯定感が持てるよう語りかけていく交わりが大切かと思います。とりわけ、クリスチャンの親が、子どもの言動を基準に、その子の価値を判定し告げることなく、「生まれてきてよかった」「いてくれるだけで感謝」と伝えることかと思うのです。

 また、私見ですが、「不可能姉妹」には、二通りあるように思います。一つは「可能姉妹になりたいと願う不可能姉妹」であります。この場合は上記のような愛の支援が不可欠かつ有効でありましょう。しかし、もう一つは「可能姉妹にはならないと決めている不可能姉妹」であります。不可能状態にある意味の心地よさや都合の良さを覚え、この不健全・不信仰状態の継続を願っているのです。

 この場合はかなり手ごわいことを覚悟しなくてはならないでしょう。しかし、あのベテスダの男を立ち上がらせ、歩ませたキリストは今日も、不可能の寝床から、不可能姉妹を起き上がらせると期待すべきでしょう。

 日本の多く姉妹たちが、可能姉妹になるために必要なのは、美でも、富でも、地位でも、能力でもないでしょう。「あの姉妹のようならいいのに」と願う他の姉妹のようになっても、そこには問題解決はありません。必要なのは、自己肯定感を与える愛の語りかけ、そして正しい自己像形成を助ける聖書のみことばに違いありません。
| ヤンキー牧師 | 健全信徒・教会・コリント化シリーズ | 16:13 | - | - | - | - |
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