命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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育てよう、健全信徒(22)〜手間取り姉妹
 今日のテーマは「手間取り姉妹」。えっ!何のパロディーか分からないって?そんなの「こまどり姉妹」に決まってるでしょー。何?「こまどり姉妹って誰?」だって?

 「こまどり姉妹」っていうのは、「ザ・ピーナッツ」の演歌版だと思えば、いいでしょう。えっ!「ザ・ピーナッツが分からない」って?じゃあ、あの「リリーズ」の浅草版ですがな。「リリーズって誰?」だって?「好きよ、キャプテン」は定番でしょう。じゃあ、「リンリンランラン」の日本人版だと言えば分かるかな?「よけいに分からんって?」、「インディアン人形」は社会常識でしょう。

 もう、いいわ。とにかく、双子姉妹の演歌歌手ですがな。分からない読者は、お父さんやお母さん、いいえ、おじいちゃんやおばあちゃんに聞いて下さいな。聞くのが面倒だという方は以下のwikiphediaをご参照ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%93%E3%81%BE%E3%81%A9%E3%82%8A%E5%A7%89%E5%A6%B9

 というわけで、「手間取り姉妹」であります。それは、特に教会奉仕などで手間取る女性クリスチャンのことであります。言い換えれば、要領が悪い、手際が悪い、作業効率が低いなどの理由で、他の姉妹より時間がかかり、自分を責めがちな姉妹のこと。

 誰でも得意と苦手はあるもの。ですから、苦手は避けて、得意分野で教会奉仕をすればよいです。でも、そうは行かない現実もありがち。そもそも教会奉仕の担い手が限られてしまう場合も。事の良し悪しは別として、食事作り、キッチンワーカーなどの奉仕は女性が期待されてしまうもの。そうなれば、料理苦手手際が悪いと自覚する姉妹も参加せざるを得ないことも。その結果、自分の「手間取り」で周囲に迷惑をかけて、他の姉妹からきつい言葉や態度を取られて傷つくなどの事例も耳にします。

 手間取り姉妹には、ご無理をいただかなくても、賜物に応じて、適切なご奉仕をしていただければいいのです。そこで、主に仕え、用いられ、実を結ぶ経験をされたらと願うのです。「適材適所の奉仕」は、聖書的で、教会形成上大切な原則であるはず。

 また、こうした手間取り姉妹が、安心して喜んで教会に仕えておられる姿こそが、教会の交わりにおけるキリストの愛を証しするのでしょう。生産性や貢献度で自分も他者も評価せず、キリストの命の代償で、自他の存在価値を確認するのが、教会の交わりのあるべき姿。

 現実と乖離した理想論なのでしょうが、私は思います。手間取り姉妹が平安な心で喜んで過ごせる交わりが、より本物であると。要領の悪さや作業効率の低さが問題とならない交わりこそ、教会本来の交わりであると。

 教会奉仕が、教会の交わりより、著しく優先してしまうとき、教会奉仕は、「活動」、「作業」となり、作業効率、貢献度、競争原理による評価が教会の交わりに侵入してしまうのでしょう。

 「手間取り姉妹が、教会内で、どう過ごしているか?」

 それは、教会の奉仕と交わりの健全度を示す指標になるのでは?成長すべき、自己変革を必要とするのは、手間取り姉妹自身でないでしょう。もし、そういうことがあるなら、成長すべき変るべきは彼女の心から平安を奪っている周囲の兄弟姉妹、指導者なのかも知れません。

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