命と性の日記〜日々是命、日々是性

水谷潔が書き綴るいのちと性を中心テーマとした論説・コントなどなど。
 目指すはキリスト教界の渋谷陽一+デイブ・スペクター。サブカルチャーの視点から社会事象等を論じます。
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ここにも差別?宣教編(3)
 非常に日常的な宣教活動の中で差別問題にぶつかることがありますね。以前、教会学校の教師として子どもたちに聖書アニメビデオを見せたことがあります。ディズニーに劣らぬ一線級の技術と聖書に忠実な描写、きちんとしたメッセージ性すべてが最高でした。しかし、ある一点の故に「こんなビデオ、本当は子どもたちに見せたない!」と思いました。
 それは、そこに描かれているイエス・キリストは肌が白く、しかも目が青いのです。そう、そこに描かれているのは白人クリスチャンのためのイエス・キリストなのです。

 金城大文学部チャプレンの藤井創さんによればラニーラッカーさんに「イエス様の肌の色は?」と尋ねると当然のように「黒」と答えるそうです。同じく藤井先生から御見せいただいた映画「マルコムX」のあるシーンでは、刑務所に来て宣教する白人牧師にマルコムが「キリストの肌の色は?」と尋ねるシーンがあります。マルコムはイエス様が有色人種で目が黒かったはずでは?と問いかけ、刑務所内に描かれている金髪で目の青いイエス様の絵が明らかな過ちであることを指摘します。

 イスラエル人の肌を白く描き、異邦人の肌を浅黒く描くような紙芝居やアニメにもよく出会います。必ずしも間違いではないでしょうが、あのペリシテ人などは現在のアングロサクソンの先祖で、それこそ金髪碧眼なのです。神に敵対する民族の中にも金髪碧眼はいるのです。皆さんは聖書ペリシテ軍を紙芝居で描くとき金髪碧眼ですか?もし、浅黒い肌に描いていたなら、マルコムXに断罪されますぞ。

 私たちはとてつもない罪人だからか?白人文化を通じてキリスト教に触れてきたからか?白が清く正しく美しく、黒が邪悪で罪深いという間違った観念にどこか支配されているのかも?私たちは聖書が示す事実をまず確認すべきでしょう。
 それは神が人となり、少数民族の貧困層の母子家庭(ヨセフは義父)にお生まれになった事実です。イエス様がはマイノリティーの惨めさ、貧困層の苦しみ、母子家庭の痛みを身をもって味わって下さったのです。そして同じ立場にいる者の痛みと苦しみを100%受け止めて下さる救い主なのです。
| ヤンキー牧師 | 「ここにも差別?」シリーズ | 09:03 | comments(4) | trackbacks(0) | - | - |
全員が同族のはずなのに律法学者が有色人種でイエス様とヨハネだけが金髪碧眼とは言語道断ですな。今や福音宣教はアジア・アフリカの時代。白人至上主義が福音宣教を妨げぬよう願うばかり。
 「白人嘘つく、聖書嘘つかない」
| ヤンキー牧師 | 2007/05/31 2:57 PM |
私もそれは感じていました、あるDVDで、有色人種の律法学者パリサイ人の中でイエス様とバプテスマのヨハネだけが金髪碧眼でした。最近巷ではやっている「キリスト像の残像が見えると幸せになれる」という占いも、あの顔がキ字リスト像と誰に断言出来る!と訴えたくなってしまいます。
| erimasarama | 2007/05/31 11:42 AM |
確かに「ガイジンさん」はアングロサクソンですね。敗戦以来の固定観念かも?本当は最大の外国人は12億の中国人やそれに次ぐインド人のはずなのに。
 白人に劣等感を覚えて有色人種を見下すなら、どう考えても差別主義者ですよね。これって潜在意識?学習した偏見?それとも原罪?
| ヤンキー牧師 | 2007/05/30 11:19 PM |
不思議に思っていました。

私たちが「ガイジン」と言うとき、目に浮かべるのは「金髪で目の青い」人で、決して中国系、東南アジア系の人を「ガイジン」と呼びません。
欧米が上で、アジアは下・・みたいな意識がありますね?

どこかで刷り込まれた潜在意識なのでしょうか?
| そんちょ | 2007/05/30 10:03 AM |









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